NAB2017で新機種の「Ronin 2」が発表されましたが、それを受けて「Ronin-M」が値下げされ、¥129,000(税込み)というかなりお買い得な値段で販売されています。

この記事の執筆時から値段が変動するかもしれませんので最新価格はこちらの公式サイトでチェックしてみて下さい。
DJI公式サイト Ronim-M




「DJI Ronin-M」

以前、Ronin-Mが発売された頃にSystem-5に行ったのですが、大人気で入荷待ちが続いているということで、当時はすぐに使いたかったこともあり、Ronin-Mの購入は断念し、比較検討していた他メーカーの3軸ジンバルを買った経緯があります。

その後友人のカメラマンと一緒に撮影する機会があり、その友人がRonin-Mを買ったということで使ってるのを横で見ていましたが、やはりかなり良い感じで、待ってでもRonin-Mにしとけば良かったなぁと少し後悔しました。そして数年経って今に至ってます。

DJI-Ronin-M

持て余しそうな新しい「Ronin 2」

そして新しいRoninシリーズはどうなるかと待っていたところ、先日のNAB2017で発表になったのは、さらに使い勝手が良くなって進化を遂げた「Ronin 2」。

様々な機能アップ性能アップで素晴らしいのですが、見たところサイズもかなり大きくなったように見えますし、もはや、小規模撮影チームには扱いづらい感じになってしまったような気もしています。

そしてこの「Ronin 2」はお値段、結構高そうな気がします。この記事を書いている時点ではまだ価格が発表されていませんが、おそらく30万オーバーじゃないですかねぇ。

もう少し小型のタイプも出てくれると、ウチの様な小規模な所には良いのですが。サイズ感でいえば、Ronin-Mくらいが限界というところが正直なところです。そうなると、この安くなったRonin-Mが魅力的なわけです。

また、アルミニウム製のジンバルが多い中、Ronin-Mのフレームはマグネシウム製っていうのも魅力の一つです。

Ronin-Mを使って撮影されたショートフィルム

そして再びRonin-Mに気持ち傾いてる今、Ronin-Mを使用して撮影されたショートフィルムを見返して見ると、やっぱり良いです。

この撮影7時間足らずで撮り終えたそうです。

で、スタビライザーと言えば、シーンの継ぎ目をカットせずにワンショットで撮ってしまう技法も魅力です。この辺も要チェックです。

出だしの部分以外にもシーンから次のシーンをワンショットで撮っているテイクが多いです。

 

「Lifted」

そして、「Lifted」のメイキングがこちら。

長回しテイクをRonin-Mを使ってどうやってを撮影したかがわかります。

「Lifted」のBehind-the-scenes

ついでに、「Ronin-M」ではなく「Ronin」が発売された当時のショートフィルムと、そのメイキング版がこちら。

こっちはシーンからシーンの繋がりがほぼワンショットで撮影されていて圧巻です。そのかわり、内容はワンショットのギミックを見せるような構成ではありますが。これとか、Moviのビデオとか初めてみた時は、斬新な撮影技法にかなりの衝撃を受けました。

Brainstorm

「Brainstorm」 Behind The Scenes

いや〜すごいです。
こういうカット憧れますね。
とはいえ、Roninがあったとしてもこれ真似るのは簡単じゃないですけどね。

ということで、安くなったDJI Ronin-M ¥129,000(税込み)は 公式サイトから購入できます。
興味のある方はどうぞ。
DJI公式サイト Ronim-M